통일일보<한인회총회 신임회장에 박재세씨> 2009/05/27

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趙玉済前会長(左)と朴栽世新会長


韓人会総会の新会長に朴栽世氏
「同胞社会のリーダーとして」


 在日本韓国人連合会は20日、東京都新宿区内で年次定期総会と、創立8周年を記念したシンポジウムを行った。約50人が出席した。
 総会では、今期で任期満了となる会長の改選が行われ、同会の首席副会長だった朴栽世氏が新会長に就任した。新会長の任期は3年。 朴会長はスピーチで、領事業務の一部を韓人会が支援する法案の作  
成、若い会員の獲得、民団などほかの民族機関との交流促進、9月に都内で行われる予定の「日韓交流お祭り」への積極参加などを挙げた。朴会長はさらに「今後韓人会が同胞社会の中心的なリーダーとしての役割を遂行していけるよう」参加者に協力を呼びかけた。
 総会に続いて行われたシンポジウムでは、新宿区に住む外国人とその社会における韓国人の役割などについて意見交換が行われた。日本人識者や在日中国人組織の代表らがパネリストとして招かれた。
 韓人会の性格について「ボランティア組織になるのか、エスニック組織なのか、それともビジネス組織になるのか、方向性を明らかにすべき」との意見が上がり、韓人会側は「ボランティア組織としてありながら、エスニック組織として全国化を目指す」と回答した。
 韓人会は現在、新宿区のコリアンタウンを中心とする都内在住のニューカマー(80年代以降に来日した韓国人)が中心となっており、全国展開はしていない。韓人会の李承珉事務総長は「今後全国展開をするにふさわしい組織になるためには、運営や活動方針を改善していかなければならない」と述べた。
 韓人会は4月22日、地域住民との意思疎通と関係強化を目的とする「新宿韓人発展委員会」を発足させた。同委員会の活動を、韓人会のモデルケースとして提示できなければ、全国展開は難しいという立場をとっている。全国各地に地域住民との協調を基礎とする韓人会を作り、コリアンタウンとして発展させていく中心的な役割を担おうという方針だ。
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